◯分科員(平木博美) それでは,民主党を代表いたしまして,平木の方から質問をさせていただきたいと思います。午後眠くなられるかもしれませんけれども,ぜひお眠りにならないでお聞きいただければと思います。市民生活に密着した業務をたくさん担当していただいております建設局に対しての質疑をさせていただきたいと思います。
まず1点目,市章山,錨山のライトアップについてお伺いをいたします。
よく神戸は横浜と似ていると言われますけれども,横浜のお隣の川崎市に私が住んでおりましたときに,横浜と神戸はどこが違うのか,友人によく宣伝をしておりました。両方とも港町でありますけれども,横浜には丘と呼ばれるようなものしかないのに比べて,神戸市は六甲山という山を抱えております。しかも,市民のなれ親しんでいる六甲山が夜には市章,いかり,船,そしてKOBE2009の文字がライトアップされて浮かび上がり,市街地から間近に見えるというぜいたくさがあると思います。
この山ろく電飾については,観光資源としても神戸らしい取り組みとしてとても貴重なものだと考えています。ボランティアで観光案内をしますときに,夜に山をごらんくださいねと言ってお別れをいたします。実際に山をホテルからごらんになっていただいた方は,とても感動したと言っていただきます。
代表質疑でも,神戸市としての自然エネルギーの積極的活用推進についてお伺いをいたしました。この山ろく電飾においては,既に風力発電や太陽光発電を導入し,電球もLEDの導入を始めておられるようです。
そこで,観光面だけではなく,環境面においてもほかの事業のモデルとなるような取り組みを示すことにより,神戸市の施策の有効なPRになるのではないかと考えます。例えば山ろく電飾に必要な電力を風力発電や太陽光電池で賄えるように取り込むことや,電球についてはすべてLEDにかえるなど,環境に配慮した観光資源としてPRできるだけではなく,人間環境都市神戸としてのPRにもつなげられるのではないかと思いますが,神戸市のお考えをお伺いいたします。
次に,公園のトイレの整備についてお伺いいたします。
神戸市は,これまでもおしゃれなまちという評判をいただいてまいりましたが,昨年10月に,アジアで初めてのユネスコ・創造都市ネットワークのデザイン都市に認定され,より神戸らしいデザインを表現しアピールしていくことが求められるようになってきました。
そこで,公園や建物などのデザインにも神戸らしさを工夫することが必要だと思いますが,例えば多くの市民が利用する公園のトイレなどについても,デザインという視点から見直してみてはいかがでしょうか。
市内の観光地には,ファッショナブルなトイレが設置されているところがあります。南京町には,ここは中国かと入り口から錯覚してしまうようなトイレがあり,観光スポットにもなっています。北野には,まるで欧米のホテルのトイレのような高級感あふれる市民トイレがあります。周辺の雰囲気に合わせたとても魅力ある市民トイレなので,観光客も市民も喜んで使っておられるようです。
翻って,公園はどうかといいますと,相変わらずの公衆トイレにとどまっているのではないかと思います。例えば生田川のトイレについては,ちょうど東側に新しく神戸芸術センターができたこともあり,新しい人の流れができていますから,北側にある蓮翼亭の建物に合わせた中国風のデザインにするなど,デザイン都市・神戸にふさわしいまち並みに合わせたデザインを取り入れるべきだと考えますが,建設局のお考えをお聞かせください。
また,まちの中でさまざまなバリアフリー化を推進されておりますが,車いす利用者やつえの必要な方,あるいはベビーカーを使う親子連れが気軽に安心して使えるような公園トイレのバリアフリー化については,建設局としてどのように進められているのか,現状と今後の取り組みについてお伺いいたします。
3点目に,ユニバーサル歩道整備についてお伺いいたします。
神戸市では,ユニバーサル歩道整備事業として,波打ち歩道の解消に取り組んでいます。これは,市民が歩きやすいように整備が進められているものだと認識しています。
私の両親が利用しているバスの通り道に当たる垂水区の霞ケ丘ですが,昨年,車道と段差のあった歩道を整備されて,車道と歩道の段差を解消する工事がされたのですが,歩道面が斜めになってしまい,かえって歩きにくくなってしまいました。もともと歩道の幅が大変狭かったので,車道との段差を解消しようとして傾斜がきつくなってしまったのかもしれませんが,余り傾斜がきついと,例えば70代のうちの両親などは大変歩きづらいようです。また,車いすの方などは傾いてしまうので通りにくいように思われます。その上,歩道と車道の段差がなくなったということで,横を通るバスや車がいつ歩道の方に乗り込んでくるかもしれないという不安があるということを住民の方からお伺いをいたしました。
ユニバーサル歩道整備に当たっての安全確保の考え方,そして整備の仕方の基準について,どのようになっているのかをお伺い申し上げます。
4点目に,自転車道の整備についてお伺いいたします。
歩道を歩いていると,自転車が走っていることが多く危険に感じます。自転車は,道路交通法上は,本来,車道を走るべきであるのでしょうが,私自身もようやく自転車に乗れるようになった子供を連れて図書館通いをしていたときには,とても車道を自転車で走る気にならず,いけないことだとわかっていながら,歩道を自転車で走っていた覚えがあります。
先ほど坊池先生の方に先に出されてしまいましたが,うちの大井議員が撮りましたこの写真ですが,先に出されてしまいましたが,欧州の方に視察に行った人たちがごらんになってきた中で,ヨーロッパの自転車の使い方が大変印象的だったということでいただいた写真で,坊池先生の方にというか,梅田先生の方にお渡ししたと聞いておりますが,実はこれだけでごらんになると,なかなかわかりにくいかと思いますけれども,これ,まち中なんですけれども,道路の真ん中に両方向向けの自転車道がきちっと整備をされていて,その外側に自動車道があって,一番外に歩道があります。そういう整備をまちの中でしているということです。
伺いましたところ,ホテルの窓から見ていても──後で聞いたら,週末には車を使うんだというお話だったそうなんですが──通勤の時間帯には本当に多くの人たちが,通勤・通学には自転車でここをどおっと波のように走っていくんだと。ここは象徴的な道路でありますけれども,自転車で通勤に行く,通学するというようなことを平日はして,週末遠くへ出るときには,ドライブで車を使うというような生活をしていらっしゃるようだよと。それは視察の項目じゃなかったようなんですが,ちょっとそういう話を,質問したところ,教えてもらったというようなことを伺いました。
きっと国も地方自治体もそのような環境に配慮した生活ということを率先して進めているから,こんなふうになっているのかなというふうに,これは想像ですが,いたしております。ここまでのことを急にするというのは難しいとは思いますけれども,神戸市としても,これから整備していく道路については,歩道と自転車道を分離した整備に取り組んでいただいて,歩行者の安全確保に努めていただきたいと考えます。
また,既存の道路の歩道についても,歩道と自転車が通れるようになっている歩道自転車道というのが幅広いのがあると思いますけれども,その自転車のマナーアップをすることによって,歩行者も気をつけることによって,共存できればいいのですが,自転車と歩行者の分離の工夫というものができれば,お互いにより安全で安心な通行が可能になると考えられます。
安全・安心のまちづくりを掲げられている建設局として,今後どのように取り組んでいかれるのか,お伺いいたします。
5点目に,自動二輪の駐車場整備についてお伺いいたします。
近年少しずつ整備が進んでいると聞いてはおりますが,まだ違法駐車がこれだけ多い現状を見ると,自動二輪の駐車場の整備はまだまだ不足していると思います。自動二輪の違法駐車のために,どんなに歩道が歩きにくいか,安全確保がされていないか,美観を損ねているかということを考えますと,もっと積極的に自動二輪駐車場を整備しておく必要があると思います。
歩道上の通行の安全の確保の面からも,デザイン都市・神戸を推進する面からも,神戸市としてこれからどのように自動二輪の駐車場整備を進められるのか,お伺いいたします。
また,歩道上の通行の安全確保という面からは,自転車の違法駐車についても厳しく取り締まり,その駐輪場を整備しておく必要があると思います。
自転車の利用は,中央区のような都心での利用と垂水区や須磨といった最寄り駅まで自分の自宅から通うというような使い方とでは,性格が異なるものであるとは思いますけれども,駅周辺における違法駐輪が多いという点では共通したところがあると思います。
自転車の駐輪場整備はどのように取り組まれるのか,整備方針をお伺いいたします。
6点目に,歩道橋のバリアフリー化についてお伺いいたします。
車社会の到来を見越して,一時期,横断歩道を廃止してまで歩道橋が日本じゅうに建設されました。車の通行を優先する時代には,それは大変意味のあることだったのでしょうが,この高齢化の時代には,時代の移り変わりに合ったユニバーサルなまちづくりが必要とされていると考えられます。
歩道橋の階段を上がることに負担を感じる高齢者は多く,このために,横断歩道がない場所でも車道を横断され,車両にとっても危険を感じることがよくあります。私もベビーカーを押して歩いているときに,荷物と子供とベビーカー,どうしようかと思って立ちすくんでしまったことが何度もあります。
中央区加納町3丁目の交差点,大きな交差点ですが,ここに,東側に南北の横断歩道が設置され,歩道橋を渡らないで済むようになり,高齢者や親子連れをはじめ,すべての人に優しいまちづくりが始まってきたなと感じています。
歩道橋のバリアフリー化としては,阪神岩屋駅南側の国道2号線を大きく横断する歩道橋のように,エレベーターが設置できることが望ましいでしょうけれども,すべての歩道橋にエレベーターを設置することは難しいと思います。エレベーターの設置ができない歩道橋については,いっそ歩道橋をなくし横断歩道を設置するとか,さまざまな施策を警察や関係機関と調整をしていただき,より一層安心な高齢者をはじめすべての人に優しいまちづくりを進めていくべきであると考えますが,神戸市の方針をお聞かせください。
最後に,三宮南地区の浸水対策についてお伺いいたします。
三宮南地区の浸水対策については,京橋ポンプ場に続き,中突堤ポンプ場,小野浜ポンプ場の整備が進むと伺っております。浸水の対策に万全を期すことはもちろんですが,整備に当たっては,ウオーターフロントの景観も考慮し,デザイン都市・神戸にふさわしいものとするべきであると考えます。
どのような整備方針を持って取り組もうとされているのか,お伺いいたします。
以上,大きく7点,お考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。