◯分科員(平木博美) お時間をちょうだいいたしましたので,午前中に質問を──65分の持ち時間ということですけれども,始めさせていただきたいと思います。(発言する者あり)
 短くしてくれというご意見出ておりますが,答弁の方を短くよろしくお願いいたします。質問は,6点にわたって質問をさせていただきたいと思います。
 まず,神戸ファッションウィーク──今,開催されておりますファッションウィークについてから始めさせていただきたいと思います。
 3月1日から3月23日まで,神戸ファッションウィークということで,いよいよ8日には神戸コレクションが開催,フラワーロードやさんちかにはバナーが今,張られておりまして,ムードを盛り上げていただいてるのではないかと思います。神戸コレクションは毎回,大変好評で,チケット完売ということで,これまでのファッションマートからワールド記念ホールにことしは会場が移されたと聞いております。しかし残念ながら,20代,10代のうちの娘に聞きましても,それは聞いたことないと言います。友達に聞いても聞いたことないわということで,完売ということなんですが,皆様知る人ぞ知るで,なかなか一般市民にはまだまだ浸透していないなというのが現実ではないかと思います。
 ファッションウィークに至りましては,カタログを私はいただきまして拝見したんですけれども,なかなか市民の目に触れる場所になくて,うちの店には置いてますよというところが,参加の店のとこにはあるんですけれども,なかなか一般には見れないというようなことがあって,ちょっと一般的にまだ浸透がされていないのではないかなというのが残念なところです。好評だと伺っているだけに,なかなかこのコレクションを中心としたファッションウィークの,アパレル業界や飲食店の業績へのよい影響をということももちろんですけれども,市民も自分たちが楽しんで参加をして,そしてそのことが神戸を訪れてくれる業界の関係者,あるいは観光客を誘致するというようなことにつながっていく取り組みにしていくということが大事なのではないかと思います。
 そこで,神戸ファッションウィークをどのように市民にもアピールされていくのか,そして,これまでの経済効果はどのぐらいであったと評価をされているのか,また将来,経済効果をどのように見込んでいらっしゃるのかについて,お伺いいたしたいと思います。
 あわせて,このファッションウィークというのは民間主導で進められてきたということですが,行政の協力体制について,どのような事業計画をされているのか,お伺いしたいと思います。
 2番目に,神戸ブランドMeets上海についてお伺いいたします。
 購買力を持った富裕層がふえてきたということで,ますます拡大が見込まれている中国市場対策は,今後の日本経済の発展にとって重要だと言われています。平成18年から国のJAPANブランド育成支援事業の認定を受けて,商工会議所が中心となって,神戸ブランドMeets上海が展開されております。これは平成20年度までの3カ年計画ということで,目に見える効果がすぐに上がるものではないということから考えますと,なかなか評価というのは難しいかと思いますが,これまでの企業の反応を受けて,神戸市としてどのようにこの施策を評価しているのか,現時点での評価をお伺いしたいと思います。
 また,この神戸ブランドMeets上海をはじめとして,神戸の誇るさまざまな物づくり産業,地場産業の積極的な売り込みというのが神戸としては大事だと思いますけれども,物づくり産業,地場産業の国内外向けのプロモーションについて,どのように取り組まれているのか,お伺いしたいと思います。
 次に,ファッション美術館についてお伺いいたします。
 六甲アイランドにありますファッション美術館については,平成15年度に機能や事業内容の見直しが図られたと伺っています。しかしながら,服飾など専門性のある展示が多いため,一般市民の方が気軽にふらりと立ち寄るとか,何度も訪れるとかいうような施設にはなっていないように思います。一般市民に対してなかなか訴えかけるものが少なく,魅力的だという意見が市民からは聞かれないのが現状だと思います。神戸市は今,デザイン都市を目指してさまざまな施策の取り組みを進めていらっしゃいますので,この美術館の運営についても,新たな展開を考えるべき時期が来ているのではないかなという気がいたします。現在,指定管理者制度の協定期間中であることを考えますと,なかなか協定内での組み込みというのは難しいかと思いますけれども,協議をしながらデザイン都市の趣旨にのっとった事業内容への変換とか,あるいは加味というようなことを考えていくことはできないでしょうか。
 さらに次回の指定管理者の募集に当たっては,神戸市のこのデザイン都市戦略ということへの方向性を重視した仕掛けを加味することを条件にするというようなこと,この施設の新たな魅力づくりに必要なことではないかと思います。お考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に,市内産野菜の安全性についてお伺いいたします。次世代を担う子供の心身の健全な育成のための食育が大変重要だということは,先ほどの自民党さんからの質問の中にも多々取り上げられておりました。安全でおいしい食べ物を家庭で,あるいは学校の給食で感謝していただくというのは,子供の体の発達だけではなく,豊かな心を育てることにもつながると思い,大変重要だと考えています。
 ただし,昨今の農薬混入問題などを考えますと,一消費者としては生産者の顔が近くで見えるような,安全・安心なおいしい食材が常に入手できるような形であってほしいなと思います。日本の食糧自給率は,昭和45年には60%でありましたのが,平成17年には40%と落ち込んでいるのは皆様ご存じのとおりだと思います。諸外国と比較しますと,米国では119%,フランスでは130%,ドイツでも91%と,なかなか日本は先進諸国と比べますと低い数値にとどまっているのが残念なところです。もちろん食糧自給率の上昇というのは,安全保障の問題として国が検討すべき問題ですので,ちょっとここの神戸市では,食糧自給率自体の問題は問題から外れるかとは思いますけれども,県や市の地元の地域行政というのは,地場で生産される食材の割合が,なかなか現状では少ないんだということを認識した上で,地場の取り組みを進めていかなきゃいけないという立場だろうと思います。
 神戸市では,神戸らしい農漁業の展開を図るということで,有機減農薬であるこうべ旬菜の推進であったり,先ほども取り上げられておりました,こうべ給食畑の取り組みなど,いろいろな形で地産地消に努めていらっしゃることは認識しております。私もおいしくて安心して食べられる地元の野菜がふえていくことが大切で,多くの食材が地場で生産される仕組みづくりが重要であると考えていることは同じです。消費者の立場から,市内産の野菜における生産段階の安全性を高めていく取り組みということで,こうべ版GAP──農業環境規範についての取り組みの状況と今後の方向性について,ここで教えていただきたいと思います。お伺い申し上げます。
 次に,ツーリズム──観光ということですけれども,産業観光都市づくりについてお伺いしたいと思います。
 私たちのまちの神戸の魅力,長い歴史に培われたさまざまな魅力的なポイント,自然の魅力,そして新しいセンスを感じさせてくれるいろいろなスポットなどがあるのは皆様ご存じのとおりで,観光交流都市として神戸は大いに強みを持っていると思います。ファッショナブルなまちということで神戸は神戸ファッションが有名ですけれども,このような名前が通っているのは,神戸洋服,あるいは神戸靴,真珠の加工業など,近代的な洋装文化をいち早く取り入れ,その技術を磨いてきた神戸の地場産業の力によるところが大変大きいと思います。また,長い歴史を持つ清酒づくり,家具づくりなどに加えて,コーヒー,パン,洋菓子など,洋風の食事の文化の発展も神戸の特徴であり,誇りであると思います。また,最先端技術を持った医療関連企業も,新しい神戸の産業の1つであると思います。
 先ほど観光農業,観光漁業という質問もございましたので,そのことも踏まえて,多種多様な産業が頑張っている神戸を見てもらえる産業観光という意味で,ツーリズムの推進を図ってはどうかと考えます。観光という名がついたら,国際文化観光局所管だというような考え方ではなくて,産業を振興する産業振興局として,神戸に人を呼び込むことを,ツーリズムという視点から産業振興局も広い視野でとらえていただき,神戸市全体で取り組んでいただきたいと思います。産業振興局として,工場や企業博物館,企業PRセンター,あるいは先ほど出ました官業の観光農園,それから漁港などをめぐるツーリズムということで,産業観光ツーリズムを推し進めて,神戸に人が集まる仕組みづくりが必要だと考えますが,いかがでしょうか,お考えをお伺いいたします。
 また,中央卸売市場西側跡地については,先ほどの松本議員の質問にもありましたので,要望にとどめたいと思いますが,東京の築地にある場外市場は──ご存じのとおり卸売のそばですけれども,市民が,あるいは観光客が食文化を楽しめるようなゾーンができています。卸売市場の新鮮な食材を生かした取り組みだと思いますし,そういう集客のできる施設,あるいは雇用を創出するあれだけの場所がありますので,企業の誘致なども含めて,大きな視野に立った検討を,これからも検討委員会を中心にして進めていっていただきたいと思います。
 昨年の決算特別委員会でも意見を述べさせていただきましたが,この地区については定住人口をふやすということだけではなく,訪れる人口をふやす,いわゆる出入りのある交流人口をふやすという策を考えていかなきゃいけない地区であろうと思います。大きな視野に立って,神戸市全体として産業の振興,そしてツーリズムの推進などの視点を含めて,新しい拠点としての検討をお願いし──こちらはもう質問ではなく,先ほどお答えいただいておりますので,あくまでも要望ということで申し上げたいと思います。
 最後に,商店街の活性化についてお伺いいたします。
 商店街については,さきの代表質問でも自民党さんからの方も取り上げられ,ご丁寧に副市長の方からご答弁をいただいておりますので,重なる部分は割愛をしていただき,1つだけお伺いしたいと思います。高齢化とか後継者不足,あるいはライフスタイルの変化での車社会への変化で,歩いて商店街を訪れる人たちが少ないというようなことは,もうこれは全国的な趨勢ですので,特に神戸に限ったことではありません。でも先日,ご答弁もありましたように,20年度予算では空き店舗対策検討会を開催,あるいは各市場の概況調査を改めてするということでございましたので,その検討を進められる中で,神戸市も思い切った施策を打てないかということで,1つ,お伺いしておきます。
 先日,新聞での報道もありましたけれども,明石市では,これまでの一般的な補助のあり方であった,商工関係事業としての商店街に補助金を交付するという方法ではなくて,老朽化したアーケードを歩道の一部だと解釈をして,明石市独自の公費負担を考えたということが報道されておりました。明石市の施策がどうだということではありません。これから空き店舗対策検討会を開催していく中で,思い切った神戸市独自の対応策というものを打ち出すような柔軟な姿勢で検討委員会というのに臨んでいただきたいなと思い,神戸市の検討委員会に臨む姿勢についてお伺いしたいと思います。
 以上,6点についてのご質問をさせていただきまして──早くに終われというお声がございますので,重なる部分は省略していただいて結構です。自民党からの質問もございましたし,それから本会議の質問もありましたので,重なる部分は割愛していただいて結構ですので,質問の部分にお答えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。